わかば学園の歩み
~地域・家庭・学校とともに育んできた物語~
1.小さな一歩から始まりました
わかば学園は、2019年にサンノゼ・ジャパンタウンで開校しました。
「アメリカで育つ子どもたちに、日本語と日本文化を伝えたい。」
そんな想いから始まった小さな日本語学校です。
開校当初、毎週土曜日の数時間だけ校舎を貸してくださる施設を見つけることは、決して簡単ではありませんでした。
そのような中で、わかば学園の想いを受け止め、校舎を貸してくださったのが、地域のNPO法人 友愛会です。
友愛会の皆さまの温かいご理解とご協力があったからこそ、わかば学園は子どもたちを迎える場所を持つことができました。

2.地域の先生方とともに
わかば学園の文化体験授業は、地域の皆さまのご協力によって支えられています。
書道、茶道、華道、お箏、日本舞踊、武道など、さまざまな分野でご活躍されている先生方が、子どもたちのために講師として来てくださっています。
子どもたちは、本物の文化にふれ、本物の先生方から学ぶことで、日本文化の奥深さや楽しさを感じています。
わかば学園が大切にしているのは、「文化を学ぶ。」ではなく、「文化で学ぶ。」ことです。
文化体験を通して、感じること、考えること、自分の言葉で伝えること。
その一つひとつが、子どもたちの日本語力、思考力、表現力、そして豊かな心を育てる学びへとつながっています。

3.保護者の皆さまとともに
わかば学園は、教員だけでつくる学校ではありません。
毎月の文化体験授業、運動会、バザー、学校行事など、多くの場面で保護者の皆さまが準備や運営を支えてくださっています。
開校当初の運動会では、玉入れの玉を手作りし、綱引きの縄を選ぶところから、保護者の皆さまと一緒に準備を進めました。
一つひとつの行事を、子どもたちのために、保護者・教員・スタッフが力を合わせてつくり上げてきました。
困ったときは一緒に考え、子どもたちが成長したときにはみんなで喜ぶ。
そんな温かなつながりが、わかば学園の大きな力です。

4.わかば学園の大きな文化体験、運動会
わかば学園にとって、運動会は最も大きな文化体験の一つです。
競技を楽しむだけでなく、仲間を応援すること、協力すること、最後まで挑戦すること。
そこには、日本の学校文化の中で大切にされてきた学びがたくさんあります。
運動会もまた、地域の皆さま、保護者の皆さま、教員・スタッフの支えによって成り立っています。
子どもたちは、たくさんの大人に見守られながら、挑戦する喜びや、仲間と力を合わせる楽しさを学んでいます。

5.地域への感謝を未来へつなぐ
わかば学園は、地域に支えられて歩んできた学校です。
だからこそ、私たちも地域への感謝を大切にしたいと考えています。
毎年開催しているバザーでは、保護者・教員・地域の皆さまが力を合わせ、子どもたちのために温かな交流の場をつくっています。
その売上の一部は、日頃から校舎をお借りしている友愛会へ寄付しています。
これは、私たちを支えてくださっている地域への、ささやかな恩返しです。
支えていただいたご縁に感謝し、その感謝を次の世代へつないでいくことも、わかば学園が大切にしている歩みの一つです。

6.未来を育てるために
これからの未来をつくっていくのは、子どもたちです。
その子どもたちを、教員・スタッフ・保護者・地域の皆さまがともに見守り、支え、育てていることは、わかば学園の大きな誇りです。
わかば学園の教員、スタッフ、そして多くのボランティアの皆さまは、子どもたちの未来を大切に思う同じ気持ちでつながっています。
私たちは、未来を担う子どもたちのために、教育のお手伝いができることを心から嬉しく思っています。
わかば学園は、一人ではつくることのできない学校です。
地域の皆さま。
保護者の皆さま。
教員・スタッフ。
そして、いつも笑顔で通ってきてくれる子どもたち。
たくさんの出会いと支えがあったからこそ、今日のわかば学園があります。
これからも、「文化を学ぶ。」ではなく、「文化で学ぶ。」教育を大切にしながら、「一人の子どもを、学校みんなで育てる。」温かな学校であり続けたいと願っています。






